【徹底解説】頭皮マッサージの場所と効果と方法は?【動画も紹介】
Contents
【顔の悩みは頭皮から】頭皮マッサージの効果
あなたは頭皮マッサージをしていますか?
抜け毛や白髪、顔のたるみやシワ防止までさまざまな効果のある頭皮マッサージは毎日のセルフケアにぜひ取り入れたいこと。
今回はアンチエイジングにも効果的な頭皮マッサージについて『場所別』に詳しく解説していきたいと思います。
マッサージの方法と一緒にお伝えしていきますので、ぜひ頭皮のマッサージをしながら本記事を読み進めてみてください。
頭皮を揉みほぐしつつ、『そんな効果があるんだ』と思っていただけると嬉しいです。
それでは早速始めていきましょう。
【ここが重要】頭皮にある4つのパーツ
まず覚えていただきたいのは頭皮マッサージをするときに動かす筋肉には大きく分けて4つの部分があるということ。
上の画像のように頭皮は側頭筋、前頭筋、帽状腱膜、後頭筋にという4つの筋肉に分かれています。
頭皮マッサージでは主にこの4つの筋肉をほぐしていくことになりますのでそれぞれの場所と名前はぜひ覚えておいてくださいね。
マッサージ前には頭皮チェックを
各部位をほぐすことでどんな効果があるかを解説する前に、まず今の自分の頭皮がどのくらい硬いかチェックしてみてください。
側頭筋、前頭筋、帽状腱膜、後頭筋、それぞれの場所に指を当て上下左右に動かしてみましょう。
1センチ以上動けば柔らか頭皮、1センチ動かないという人はカチコチ頭皮です。
カチコチ頭皮だった人は頭皮が硬くなっていますので一緒にほぐしていきましょう!
頭皮の各部位の役割とマッサージ効果/方法
ここからは頭皮の筋肉の役割とマッサージ方法について解説していきます。
自分の悩みの原因がわかり解決につながるかもしれませんので、ぜひ参考にしてくださいね
【マリオネットライン】側頭部はほうれい線に影響している
まず初めに側頭筋について解説いたします。
側頭筋はこめかみから耳上まで繋がっている筋肉になります。
奥歯をグッと噛みしめたときにぽこっと盛り上がる場所です。
けっこう凝っている人も多いと思いますが頭皮の筋肉の中では比較的動きやすい部分です。
この側頭筋は『頬のたるみ』や『ほうれい線』に影響を与えている部分になります。
側頭筋が凝って硬くなると口元のシワ、いわゆるマリオネットラインができてしまって老け顔の原因になります。
口角が下がってしまうので、不機嫌な印象になったり、暗い表情に見えてしまいます。嫌ですね。
側頭筋が凝ってしまう原因はPC,スマホ
側頭部が凝ってしまう原因は主にPCやスマホの見過ぎだったり、集中して一点を見つめすぎたりすることで起こります。
仕事柄パソコンを見る時間が長くなってしまう人もいると思いますが、そんな時はたまには窓から外を眺めたり、1分でもいいので目を閉じで視覚からの情報を遮断したりして、目を休ませてあげることが大切です。
また寝ているときに歯を食いしばってしまう癖のある人も、側頭筋が凝りやすくなります。
頬が横に引っ張られることで上に引き上げる力がなくなり、たるんでしまう原因となります。
側頭筋のマッサージは引き上げが重要
側頭筋をマッサージをするときには落ちてきた頬を上に引き上げるように行うことが大切です。
側頭筋ををよくほぐすと目尻、頬、口元、顎と、顔のパーツのたるみが解消できます。
また目の周りの血行がよくなりますので、ものが見やすくなったり視界がはっきりするようになります。
すごくスッキリするので、集中力が上がり、気持ちも晴れやかな気分になりますよ。
こめかみから耳上にかけて引っ張るように引き上げたり、指3本でつまみ上げる動きを繰り返し行うことでほぐれていきます。
あとは親指をこめかみに当てて引き上げながら『あむあむ』と口を大きく開閉することも効果的です。
指の位置は少しずつヅラしながらやってみてください。
耳のマッサージも側頭筋ほぐしとリンパの流れをよくする効果がありますので、むくみの解消につながります。
特に側頭筋のマッサージはビフォーアフターの差がとてもわかりやすいのが嬉しいポイント。
側頭筋をマッサージしたときの効果は、顔のパーツの引き上げと、ほうれい線の解消になります。
口元のシワが気になる人はしっかりほぐしてあげましょう。
【目が小さく】前頭筋はまぶたのたるみに影響する
前頭筋は名前の通り前頂部を覆っている筋肉になります。
厳密には眉毛の上から、頭蓋骨がペコっと凹んでいる場所までを繋いています。
M字タイプの薄毛に悩む人にとってはとっても重要な場所ですね。
ここも硬くなっている人が多くそのままにしておくと老け顔に近づくので要注意です。
前頭筋は硬くなるとおでこのしわ、上瞼のたるみ、目尻の皺を作ってしまいます。
まずはおでこの横じわが目立つようになります。
そして眉を上げる力が弱くなり、瞼も上がりにくくなってしまうので目が小さくなっていきます。
一重の人は垂れ目がちになりますし、二重の人は二重幅が狭くなってしまってちょっと眠そうな疲れた印象に。
また前頭筋は目の周りの筋肉、眼輪筋と眉にあるすうび筋と繋がっていますので、凝ったまま放置していると眉間の皺もできやすくなってしまいます。
側頭筋が凝ってしまう原因
凝ってしまう原因とは主に、PC、スマホの見過ぎ、ストレスによるものです。
仕事を頑張る人ほど硬くなりやすいので、しっかりほぐしてあげることが大切です。
前頭筋は頭皮から剥がすようにマッサージ
前頭筋はとても硬くなりやすく、頭皮にピッタリと張り付いて動きにくくなっています。
できるだけ頭皮から剥がすように、両手の指先を使ってつまむように浮かせていきましょう。
頭の後から手をおいて指4本で引っ張るようにぐいぐいぐいと揉み解す方法も効果的です。
他にも眉上に指をおいて上下に動かす方法や、手をぐーにしてくるくる回すようにほぐすやり方があります。
注意点としては顔の皮膚は摩擦に弱いので、擦らないように行うこと。
指を置いたら皮膚の上を動かすのではなく、筋肉を動かすことを意識してください。
年齢を重ねるとこめかみの厚みがなくなっていくのでそれが老けた印象になってしまいます。
前頭筋のマッサージを続けていくと、こめかみや額の厚みや弾力がUPするので、ふっくらした若々しいお顔になっていきます。
また特に男性は前頭部の髪が気になる人もしっかりマッサージをして欲しいところ。
育毛にはとにかく頭皮の血行が大事なので、気になる額部分はいつでも血行が良い状態を保っていることが大切です。
前頭筋はしっかりほぐすと、額のしわ、瞼、目尻のたるみ改善につながります。
目を大きくして表情を明るく見せたいときには重点的にマッサージをしてあげましょう。
帽状腱膜は髪のボリューム頭皮全体のたるみに影響
次に帽状腱膜の説明に入ります。
帽状腱膜は頭のてっぺん。頭頂部に帽子のように張り付いている筋膜です。
帽状腱膜は筋肉ではなく、筋膜のみが存在しています。
頭皮の中でも一番硬くなりやすい部分ですので特にマッサージが必要な部分。
そして帽状腱膜は腱膜は硬くなると頭皮全体のたるみにつながります。
帽状腱膜は前頭筋、側頭筋、後頭筋、頭皮全ての筋肉とつながっています。
そのため硬くなってしまうと顔全体が下がってしまい、老け顔を作り出してしまいます。
特にまず頭皮のトップが下がってくると顔まわりの頭皮にたるみが起こってしまいます。
そうなると前髪やもみあげ、耳周りの毛穴が歪んでくるんですね。毛穴の歪みに影響を受けて生えてくる髪の毛にうねりが出てきます。
『30代を超えたあたりからなんか前髪にうねりが出てきた』とか『もみあげの癖が強くなってきた』という人。トップのボリュームが出にくくなって、サイドの髪がふくらんでる現象、こう頭が四角くなってしまう人は帽状腱膜が凝り固まっているからかもしれません。
この部分が重力に負けて下に引っ張られると頭頂部の頭皮が薄くなってしまって血行が悪くなります。
す毛根に栄養が届かなくなって髪の毛は細くなって、ペタンとしてしまうなんてことも。
さらにさらにこの帽状腱膜には太い血管が通っておらず、あるのは全て毛細血管になります。
心臓よりも高い位置にありますし、体の中でも末端部分なので、特に血行が届きにくい場所なんです。
そして最悪なことに、とにかく紫外線があたりやすい部分でもありますので細胞が酸化して老化していきます。
つまり血行が悪くなりのでハゲやすい場所。ということ。
ただ、逆にいうと帽状腱膜をよくほぐしてあげると髪が立ち上がってボリュームアップしたり、薄毛予防になったりします。
そして前頭筋、側頭筋、後頭筋にも連動しているので頭皮全体の引き上げ、顔全体の引き上げにつながります。
硬くなりやすい分、しっかりほぐしてあげるとメリットもたくさんあります。
帽状腱膜のマッサージには筋膜リリースを
マッサージの方法は頭蓋骨から剥がすこと!
とにかく筋膜を頭蓋骨から剥がすようにに浮かすことが重要になります。
側頭部からからグッとつむじに集めるように頭皮を引き上げたり、指4本をおいて前後、左右、上下に動かします。
棒状腱膜はその字の通り帽子のように頭の面積の大部分を覆っています。
指の位置を変えながら満遍なくマッサージをしてあげましょう。
とにかく毎日しっかり動かすこと!
続けていただくとで髪には立ち上がりがつきますのでスタイリングがとても楽になります。
綺麗な髪型のシルエットは菱形というのは有名な話ですが、トップに立ち上がりが出るととても都会的でスマートに見えるようになります。
【小顔効果】後頭筋はフェイスラインに影響している
最後に後頭筋について解説していきます。
後頭筋は後頭部にある筋肉になります。耳後ろから襟足を覆っています。
後頭筋は顔全体を後に引っ張ってリフトアップさせる役割を持っています。
つまり後頭筋が凝り固まるとフェイスラインがゆるんできてしまうということになります。
あごや口周り、頬のような顔の下半身、つまり輪郭に影響を与えている部分となります。
後頭筋がたるむと下膨れのような印象になり、とにかく顔が大きく太って見えてしまいます。
人によってはそれが可愛い、と見えることもあると思いますが、放っているとと二重顎の原因にもなってしまいます。
できるだけスッキリさせておきましょう。
後頭筋が凝る原因は姿勢
後頭筋が凝ってしまう1番の原因は姿勢になります。
PCやスマホを長くみている現代人は前傾姿勢になりやすく、猫背気味です。
あごが前に出てしまうことが肩や首に大きな負担となっています。
後頭筋は首とつながっていますので、肩、首の血行が悪くなるとそれに連動して後頭筋も血行が悪くなって凝ってしまいます。
そのため普段から肩こりに悩まされている人は後頭筋も凝っている可能性が高いのでよく、揉み解す不必要があります。
後頭筋をほぐすなら肩、首から
後頭筋のほぐすまえにできれば肩からストレッチをしましょう。
例えば肩回し。前後10回を目安に肩を回します。
また首を左右に倒し伸ばすことも、ストレッチ効果が得られ後頭部への血行が良くなります。
この動きをした後に後頭部をマッサージすることがおすすめです。
特に頭皮の血管は後頭部から耳上までに太い血管があり、そこから上は全部毛細血管となります。
まずは後頭部までしっかり血液が流れることが重要になります。
筋肉を動かすように後頭筋に手を当て頭皮を前後左右、上下に動かしてあげましょう。
注意点としては力を入れすぎないこと。
後頭部にはたくさんの神経も通ってますので力は入れすぎないように注意しながらやってあげてください
後頭筋をほぐすとフェイスラインがスッキリして小顔になる効果と、頭皮への血流量を増やす効果があります。
むくみが気になる人、育毛したい人、ぜひマッサージをしてください。
いかがでしたか?
ここまで頭皮の場所別にみるマッサージの効果と方法についてお伝えいたしました。
・目を大きくしたいときは側頭筋と前頭筋
・顔のむくみを取って小顔になりたいときは後頭筋
・髪に立ち上がりをつけてボリュームUPしたいときは棒状腱膜
目的に合わせて頭皮マッサージをしてみてはいかがでしょうか。
頭皮マッサージをして若々しいスッキリ小顔を手に入れてくださいね!
頭皮マッサージの方法は各種動画でも紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。
頭皮マッサージの効果をより高めるなら