2020年最新トレンドカラー!ヘアカラーの長持ち方法を徹底解説!
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ベージュベースのヘアカラーが継続して流行中
ヘアカラー、楽しんでいますか?
ファッションと同じようにヘアカラーにも毎年のトレンドがありますよね。ここ数年のヘアカラーのトレンドは『グレージュ』や『アッシュベージュ』と呼ばれるような【ベージュ】をベースにした透明感のある色ですね。日本人特有の赤みをなくした、柔らかくふんわりとした寒色系のカラー。
グレイカラー(白髪染め)においても【白髪染めに見えない白髪染め】が多くなり、ファッションカラーとグレイカラーの違いもなくなりつつあります。
カラーデザインを作る技術には、ホイルを使用して細かくハイライトやローライトを入れる『ウィービング』や、毛先に向かってグラデーションのように明るくする『バレイヤージュ』など様々な方法がありますが、このようなデザインカラーの多くには共通していることがあります。
それはブリーチ剤を使用し元の髪のベースを明るくしているということ。
私たち日本人の髪は赤みが強く暗く見えやすいという特徴があります。
そのため、今流行している「透明感のあるカラー」を表現するためには一度髪色を明るくする必要があります。先に地毛を明るくしてから色を乗せることで透き通るようなヘアカラーを表現できるんですね。
【気になるのは退色】
このようなトレンドカラーで気になるのはやはりカラーの色落ちではないでしょうか。
特に一度金髪にしてから色を重ねるダブルカラーでは、色落ちしてくると地毛の金髪が表に出てくるのでどうしても黄色っぽくなってしまいます。
黄ばんだ髪はパサつきが目立ちダメージしているように見えがち。
せっかくキレイに染めたカラーデザインはできるだけ退色せずに長持ちして欲しいですよね。
そこで今回はヘアカラーを長持ちさせるための新しいケア方法をご紹介します。
【ヘアカラーの色落ちの原因は外側と内側にある】
そもそもヘアカラーが色落ちしてしまう原因には外的要因と内的要因があることをご存知ですか?
カラーを長持ちさせるためには外側と内側、両方のケアが大切なんです。
ヘアカラーが色落ちする外的要因
ヘアカラーを落としてしまう外的要因は私たちの日常に潜んでいます。
・シャンプー
・紫外線
・ドライヤーの熱
このように普段、当たり前にしているケアや外で浴びる紫外線によってカラーは少しずつ退色していきます。髪を守るためにトリートメントでケアをする人も多いのではないでしょうか。「外側からのダメージは外側をケアすることで防ぐ」という考え方ですね。外から髪を補ったり、コーティングをするケアはとても大切です。サロンケアとホームケアでしっかり続けてもらうと髪の手触りも良くなるしツヤが生まれますので、髪をキレイに保つためにぜひ継続して行いましょう。
ヘアカラーが色落ちする内的要因
ただ、もう一つ忘れないでいただきたいことは『内的要因』からの退色です。というのもヘアカラーを退色させているのは髪の外側からだけでなく、内側にも原因があるからなんです。髪の内側にある退色の原因というのは【残留薬剤】のこと。
ヘアカラー後の髪の中には、落とし切れていないカラーの薬剤が残っています。
・アルカリ
・過酸化水素
・発色しなかった染料
このような残留薬物はカラー後のシャンプーだけでは落とし切れず、髪の中に留まっています。
髪の中に残っている余分な薬剤をそのままにしておくと、せっかく染めたカラーを分解したり、髪の水分を奪い乾燥させてしまうので退色やダメージの原因になってしまいます。実はこのような余分な残留薬剤をきちんと取り除かないことにはいくら外側からトリートメントでケアをしても退色を防ぐことはできません。
ヘアカラーの後には髪に栄養を入れて外から保護するだけでなく、髪の内部からいらないものを取り除くことがとても大切なんです。髪にとっていらないものを除去するマイナスケア。髪のデトックスのようなイメージですね。
【髪のデトックスにはヘマチンとカタラーゼ】
では、このように髪にとっていらないモノはどのように除去したら良いのかをご紹介します。私のオススメはヘマチンとカタラーゼ配合の製品を使用することです。
・ヘマチンには髪に残ってしまうアルカリを除去する効果があります。
アルカリが除去できると髪のダメージを防ぐことができ、他にも髪の中で発色していなかった染料をしっかりと発色させる効果があるので鮮やかな色が長持ちします。
・カタラーゼには退色の原因物質である過酸化水素を酸素と水に分解する作用があります。
過酸化水素を分解してしまえばヘアカラーの色落ちが防げます。
【プロは使っているカラー専用トリートメント】
実はこうしたヘマチンやカタラーゼ入りのトリートメントは、プロの理美容師さんがカラー専用のケアとしてよく使っています。お客様の頭皮や髪を守り、ヘアカラーのデザインを長持ちさせるためにとても大切だからです。しつこいようですが、ヘアカラーの後には内側からいらないものを取り除く。このケアをするのとしないのではヘアカラーの色もちが大きく変わりますのでぜひ覚えておいてくださいね。
ホームケアでマイナスケアをしよう
ヘアカラーの色もちは毎日のケアによって相当な違いが出ます。そのため家でも毎日マイナスケアをしてあげるのがオススメです。
しかしこのようなマイナスケアのアイテムは美容室がプロ専用として使用することはあってもまだまだ一般市場には少なくホームケアとして手に入れることが難しいのが現状。そこで、こうしたマイナスケア製品で簡単に探せるのは『ヘマチン入りのシャンプー』です。
ちょっと高価かもしれませんが、ヘマチン配合のシャンプーはネットで検索するだけでもたくさん出てきます。もしかすると通っている美容室でも取り扱っているかもしれません。
お探しの時には担当の美容師さんに聞いてみてもいいと思います。
もしも今お使いのシャンプーが気に入っていて変えたくない、という場合にはシャンプーと一緒に使う新しいタイプのケアがおすすめ。
マイナスケアができるアイテムはこちら
ヘマチンとカタラーゼの両方が配合されているのでヘアカラーがとても長持ちしますよ!ヘアカラーをした後は積極的にヘマチンやカタラーゼ配合の製品を取り入れて、ヘアデトックスをしてくださいね!
マイナスケアでキレイなヘアカラーを長く楽しもう
このようにヘアカラーを長持ちさせるためには外側からのケアだけでなく内側からのケアをしてあげると、髪のダメージも減りますし染めたてのキレイが長持ちします。ぜひ毎日のケアに取り入れてカラーデザインを楽しんでくださいね!