【あなたの頭皮年齢は?】頭皮が硬いのは老化のサイン
こんにちは。毛髪診断士 鈴木です。
あなたはご自分の頭皮の硬さを知っていますか?
年齢を重ねると、髪や頭皮に関するお悩みの内容も若い頃とは変わります。「頭皮が硬い」「頭皮がかゆい」などのお悩みは実は頭皮の老化のサインかもしれません。ここでは簡単なチェック項目をご用意しましたので、ご自分に当てはまるものを見つけて頭皮年齢をチェックしてみてくださいね!
Contents
【簡単チェック】頭皮年齢の測定方法
次の項目からあなたの髪と頭皮に当てはまることを選んでください。
- 頭皮が硬いトップにボリュームが出ずらくなった
- 髪が細くなってきた
- 地肌が透けて見える
- サイドの髪がふくらみやすい
- 髪にクセ、うねりが出てきた
- ベタついてきた
- 乾燥気味前髪やもみあげの毛がチリつく
- ヘアカラーがしみやすくなってきた
当てはまるのもはいくつありましたか?各項目に当てはまるほど頭皮年齢が高くなります。
頭皮年齢の目安はコチラ!
該当数が、、、
【0〜1個】 … 10代頭皮
【2〜3個】 … 20代頭皮
【4〜5個】 … 30代頭皮
【6〜7個】 … 40~50代頭皮
【8個以上】 … 60~70代頭皮
いかがでしたか?40代以上の頭皮だったら丁寧なケアが必要です。
頭皮が老化すると頭が四角くなる?
年齢を重ねると「ヘアスタイルがキマらなくなった」という声をよく聞きます。
『トップはペタンコなのに、ハチはふくらみ、頭が四角くなる』というもの。これは30代後半頃から頭皮に起こる現象です。
男性にも女性にも起こるこのかっぱ現象。原因は頭皮の老化によって引き起こされる頭皮の硬さなんです。実は頭皮の老化の原因はほとんど同じ。その原因がわかれば予防や改善をすることができますので、ここで理由をお伝えします。
頭皮老化の原因は『加齢』と『光老化』
私たちの頭皮が老化するのは主に2つの原因からです。その2つとは『加齢』と、紫外線による『光老化』によるもの。加齢と光老化が進むと頭皮のコラーゲンが減少してしまいます。
頭皮のコラーゲンが減ってしまうと、頭皮の水分が減り、弾力がなくなり、硬くなってしまいます。
硬くなった頭皮は下がり、シワやたるみの原因に…
下に引っ張られている頭頂部は、皮膚の暑さが薄くなり頭皮の血行不良を起こします。その結果、頭頂部の髪は細くボリュームがなくなってしまいます。さらに顔周り(前髪やもみあげ付近)では、毛穴が歪み、うねりのあるパサついた髪が生えてきます。これがヘアスタイルを決まりにくくしてしまう『四角頭』の正体です。
四角頭を防ぐための5つの方法
1、バランスの良い食事
私たちのように忙しい現代人は、つい便利なコンビニやテイクアウトのお弁当を利用しがちですが、将来の美しい髪と肌のためには意識して食材を選ぶなど、普段から食生活に工夫を心がけましょう。毛髪にとって良い食材
たんぱく質、ビタミン、ミネラルを多く含んだもの
- ビタミンA:レバー、にんじん、緑黄色野菜、卵、ミルク、黄色の果物
- ビタミンB:玄米、豚肉、牛乳、レバー、チーズ、大豆、クルミ、卵
- ビタミンE:大豆、ナッツ類、葉野菜、卵
- ミネラル:豆類、プルーン、海老、海藻、牡蠣、魚介類、牛肉赤身
2、質のいい睡眠
睡眠不足は身体の生理機能を低下させてしまいます。昼に受けた髪や頭皮のダメージは寝ている間に修復されています。特に、毛母細胞を活性化して発毛促進させる成長ホルモンは、眠りについてから3時間位までの間の深い睡眠時に最も分泌されるといわれています。この時間帯にしっかり睡眠をとりましょう。
3、頭皮を清潔に保つ
頭皮に汚れた皮脂がたまると酸化して臭いの元になったり、毛穴が詰まって抜毛などのトラブルにつながります。皮脂は油に溶けやすいため、良質のオイルなどで頭皮の汚れを落とすことがおすすめです。しっかり汚れを落とすことができ、皮脂を奪いすぎないシャンプーを選びましょう。その後トリートメント、エッセンスなどで頭皮と髪に必要な成分を補います。
正しいシャンプー方法はコチラ
4、マッサージで血行をよくして栄養を運ぶ
頭皮と顔、首、デコルテは、一枚の皮でつながっています。特に頭皮のマッサージは、リフトアップに効果的ですので、シャンプー時などに習慣づけたいものです。マッサージと同時に、頭皮とお肌に栄養分・有用成分を浸透させましょう。
マッサージ方法はコチラ
5、コラーゲンの減少を抑えて、自らの産生力を高める
頭皮はお肌の3倍の紫外線を浴びているといわれています。紫外線はコラーゲンやエラスチンを生み出す頭皮の細胞にもダメージを与えるため、コラーゲンの産生が十分に行われなくなり、弾力が失われてしまいます。紫外線が強めの日に外出するときには、日傘や帽子で紫外線が直接頭皮に当たるのを避けましょう。
内側から補う:(抗酸化成分)ビタミンC、ポリフェノール類、カロテノイド類等(コラーゲンを作るための食材)とり胸肉、豚肉、大豆製品、乳製品、ビタミンCなど
外側から補う:(抗酸化成分)上記の抗酸化成分、フラーレン等
頭皮を柔らかく保ち、四角頭の防止を
頭皮が硬くなってしまうとヘアスタイルが決まらないだけでなく、シワやたるみを作り出し老け見えの原因になってしまいます。ご紹介したような日々のケアをして若々しい頭皮をキープしてくださいね!毎日のケアが大変!という場合にはとにかく頭皮が乾燥しないようにしっかりと保湿をしてあげましょう。
頭皮に水分があれば四角頭現象は防げますので、乾燥しやすい秋冬は特に『保湿ケア』を入念に!