梅雨の髪の毛うねり対策:湿気に負けない髪を手に入れるための方法

ヘアケア, 解説

梅雨の湿気に負けないヘアケアを

梅雨 髪 うねり対策

間も無く始まる梅雨の時期、髪の毛がうねってまとまらない、広がってしまう…。そんな経験、ありますよね?
髪の毛が思うようにまとまらず、朝のスタイリングがうまくいかないことも多いはず。梅雨時期の髪のうねりは誰にでも起こる現象です。でも大丈夫。ちょっとしたケアで、そのうねりを抑えることができるんです。
今回は梅雨時期に髪がうねる原因と、それに対する効果的な対策をご紹介します。髪を湿気から守るためにできることをお伝えするのでぜひ最後までご覧ください。

梅雨時期に髪がうねる原因とは?

梅雨 髪 うねり 原因

髪の毛のほとんどは「ケラチン」というたんぱく質からできています。ケラチンは、髪の強度や弾力を保つ重要な成分で、髪の毛を丈夫にしています。しかし、ケラチンは湿気に対してとても敏感。湿度が高くなると、髪の内部にある水分量が増え、髪の毛が膨らんだり、形が崩れたりします。具体的に言うと、髪のケラチン分子は水分を吸収する性質があります。この性質を「吸湿性」と呼ぶのですが、湿度が高くなると、空気中の水分を吸い込んでしまうため、髪の毛の構造が変化するんです。髪が水分を吸収すると、ケラチンの分子が膨らむので髪も膨らみ、キューティクル(髪の表面の鱗状の部分)が開きやすくなるんです。これによって髪の毛が広がったり、うねりが起こります。

湿気から守るための基本的な対策とは?

梅雨 髪 ストレート

「湿気が原因だから仕方ない」と思うかもしれませんが、実は適切なケアをすることで、湿気から髪を守ることができるんです!髪のうねりを防ぐためには、まず髪の「保湿」がカギです。
例えるなら、乾いたタオルは水分をたくさん吸収しますが、すでに濡れているタオルはあまり水分を吸収しないですよね。原理は髪の毛も同じ。水分を多く含んだ髪の毛は、外部から余計な水分を吸収しにくくなるので髪の広がりを抑えることができるんです。
そのための方法がこちら!

  1. シャンプーとトリートメントの見直し

梅雨 シャンプー

髪の保湿は、まずシャンプーやコンディショナーから始めることが基本。乾燥した髪は湿気を吸いやすく、うねりの原因になってしまいます。そのため、保湿成分が豊富なシャンプーやコンディショナーを使うことが大切なんです。ヒアルロン酸やコラーゲン、シアバターなど、髪にしっかり水分を与える成分が入ったものを選ぶと、髪の内部が潤うので湿気を寄せ付けなくなります。

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  1. アウトバストリートメントで髪をコーティング

梅雨 アウトバストリートメント

アウトバストリートメントは髪の毛の表面に薄いコーティングを作り、髪の内部から水分が抜けるのを防ぎます。それと同時にキューティクルが開いてしまうのを防ぎます。湿度が高いと、髪のキューティクルは開きやすく、湿気を吸いやすくなりますが、アウトバストリートメントのコーティングによってキューティクルが平らに保たれ、髪が余計に湿気を吸わなくなります。その結果、髪が広がりにくく、うねりを抑えることができます。

うねり対策におすすめアイテム

ここからは、梅雨時期の髪のうねりを防ぐためにおすすめの商品を紹介します。これらの商品を使えば、湿気から髪を守り、髪のうねりを抑えることができるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

1. ロート製薬「gyutto コルセットヘアマスク」

梅雨 gyutto

ロート製薬「gyutto コルセットヘアマスク」はお風呂で使うヘアマスクです。特に湿気の多い梅雨時期に特におすすめのアイテム。このヘアマスクは、髪の内部のタンパク質のバランスを整えると同時に、毛髪表面に保護膜を作り、湿気をブロックしてくれます。髪の表面をコーティングすることで、湿気が入りにくくなります。

  • コアコルセット技術とは?:「コアコルセット技術」は、髪の芯と表面にそれぞれ異なるアプローチを行うことで、うねりや広がりをケアするロート製薬独自の技術です。
  • うねり補正成分アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、乳酸、PVP(補修成分)が髪の芯に浸透し、ダメージによって乱れた髪内部を補修します。
  • コントロールコート成分PVP(補修成分)が髪表面をコーティングし、湿気や外的要因から髪を守ります。
    これらの成分が相互に作用し、髪の芯から表面までを整えることで、うねりや広がりを抑える効果が期待できます。
  • 使用感:筆者が実際に使用した個人的な感想ですが、gyuttoは髪のツヤとしっとり感が強く感じられます。毛先中心に馴染ませ、粗めのクシで髪をとかし3~5分置くとしっとりツルツルになります。くせ毛やうねりが気になる人におすすめできるトリートメントです
  • 注意点:吸着型シリコンが多く含まれているようで、髪が重くなる感じがあります。髪が細い人が使用する場合ボリュームダウンの可能性があるので毎日ではなく、週に1〜2回程度の使用がいいかも。

ロート製薬:gyuttoコルセットヘアマスク

2. 香栄化学「エルカラ20」

エルカラ20

香栄化学の「エルカラ20」はドライヤーやヘアアイロンの前に使うアウトバストリートメント。
有用成分のエルカラクトンが20%配合されていて、シャンプー後のドライヤー前に髪に吹きかけることで、艶のあるストレートヘアをキープします。熱によってキューティクルをなめらかに整えるので、ヘアアイロンの前に使用するとサラサラヘアーが長持ちします。髪の毛のうねりや広がりを抑えることができるので梅雨時期の強い味方となってくれます。特にうねりの気になる前髪などは、エルカラ20を使用すると1日ストレートヘアがキープ可能に。
※ローズ系の香水に近い香りがあるので苦手な人はご注意を

香栄化学:エルカラ20(ミスト)

湿気に負けない髪を手に入れよう

梅雨 くせ毛 トリートメント

梅雨時期の髪のうねりは、湿気が原因で髪が膨張することから起こります。湿気から髪を守るためには、しっかりと保湿をして髪の表面をコーティングすることが重要です。シャンプーやコンディショナー、ヘアマスクを見直し、湿気から髪を守るアイテムを使うことで、髪のうねりを防ぐことができます。湿気が多い梅雨の時期でも、適切なケアをすれば、髪のうねりを抑えて、もっと楽に、もっと美しく髪を保つことができますよ。毎日のケアで、梅雨の時期を乗り切りましょう!

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